第7回 頭が上がらない人々(その1)

こんにちは、カイシです。
今回のタイトル、まあ、常に上がらない人だらけなんですが。
この本を作るのに多大な協力をいただいた方々がたくさんいらっしゃって、御礼の意味も含めてこの場を借りて紹介できればなと思いました。

まず、「色」「写真」「レイアウト」の章で、素敵な写真を掲載させていただいた写真家の今井美奈さん。

↓今井さんのウェブサイト
http://www.minaimai.com

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これらの写真は今井さんの作品で、この本でも積極的に題材として使わせていただいた美しい写真たち。今井さんの写真にはこの世界が輝いていて気持ち良いことを、伝えようとする気持ちと力が備わっていると思います。

今井さんとの出会いは、名古屋出身の彼女が東京に出て来たばかりのころ、作品を弊社(ルームコンポジット)に持って来てくださって、「空気が見える写真だなぁ」と感じていたのでした。その直後、ゆずのシングル「Yesterday and Tomorrow」のアートディレクションをやる時にぜひ写真をお願いしたいと思って、誘ったのがきっかけでした。読み通り、とても気持ちのよいアーティスト写真が撮れたのを覚えています。

教科書を作るときに、まず思ったことは「魅力的でない作例や写真は登場させたくないな。」ということでした。恐縮ながら自分が作る作例についてでもですし、お借りする作品もテーマに合いながらも自分が好きだと思うものを集めたいと思いました。引用する写真についても、もちろん同じ気持ち。今井さんの優れた写真を作例として活かすことで、見た目にも気持ち良い教科書になればとの思いで、お願いして快諾をいただきました。

他にも、僕の大事な友人である、柿島達郎さん(この本と同じMdNコーポレーションから「ブツ撮りの教科書」という本を著されています。)、星川洋嗣さん、比留間保裕さん、という優秀なフォトグラファーの方々にも作品を引用させていただき、ビジュアル的にも素敵な本になりました。

また、写真や印刷の章では資料写真をたくさん撮影する必要があり、このベストセラーを著されているフォトグラファーの高嶋一成さんにお願いしました。高嶋さんは機転に富んだ写真家さんで、自分が伝えたい内容をより明快に伝えるためには、という手法をどんどん提案してくださり、まさに「物事を明快にする写真の力」をこの本の制作プロセスから実現してくださったのでした。

写真の章の撮り下し写真は、自分が教えている東京造形大学のカイシゼミナールの学生の中島綾さんがモデルになってくれて、素敵なポートレイトとして花を添えてくれました。そして、弊社デザイナーの高橋宏明君もモデルとして参加してくれています。

こんな暖かい仲間で作った、「How to Design いちばん面白いデザインの教科書」、よかったら写真の部分も楽しんでもらえたらなと思います。

写真の話ばかりになってしまいましたが、まだまだ頭が上がらない人はたくさんいらっしゃいますので、このエントリーは折りを見て続編を投稿したいと思っています。