第18回 新しい教科書をつくります。

おひさしぶりです。気づけば前回更新からずいぶんと間が空いてしまいました。カイシです。

初の自著「How to Design いちばん面白いデザインの教科書」は、びっくりするぐらいいろんな方に読んでいただいて、よく打ち合わせなどでも「あの本読みましたよ!」と言ってくださる方がいらっしゃったり、嬉しいです。

主に新人のデザイナーさんや学生さんに向けて書いた本だったのですが、意外とデザイン業以外の方が読んでくださったり。ある書店さんのPOPには「これをもっと早く読んでいれば社内で作るチラシが上手になっていたのに…。」と書いてあり、まさにこういう方にも向けて書いた本だったので狙い通りでニンマリとしました。

「How to Design〜」でも、特に人気があるのが「レイアウト」の章です(上記書店さんのPOPでもここを指摘してくださってました)。ここで書いたのが、依頼を受けてから、どうやってデザインに起こしていくのか、そのプロセスを追っていくのですが、ただ手順を追うのではなく「一つ一つの工程の裏にどんな考えがあるか」ということを書きながら追いました。つまり自分が作業するときに考えることを逐一言葉にして、それを時間軸に沿ってならべた原稿にしていったんですね。

layout

レイアウトの章は思いのほか、反響がありました。

実はこういう本って今までにほとんど無かったんだろうと思います。デザイン哲学の本でもなく、アプリの操作手順をひたすら追った本ではなく、リアルな現場の作業工程を追うことで、思考と手の間をつないでくれる本。

そうなってくると、もっとこういうものが見たくなるんです。デザインの上手なデザイナーの後ろに立って、作業しているのを覗き見たいと思ったことはありませんか? あるいは優秀なアートディレクターと一緒に撮影現場や印刷所に付いて行ってみたいと思ったことは?

そんな本、いままでに見たことがないのではないか!
よし作ろう、絶対作ろう。と思い、作り始めました。

みなさまのところにお届けできるのはもう少しだけ、先になりそうですが、完成が近づきましたら、ここにその内容について書いてみたいと思います。そしてこの本も「How to Design〜」と同様、グラフィックデザインのスタンダードな教科書になってほしいと思っています。

この本では僕は企画監修と執筆を手がけます。執筆っていっても、僕一人で書いたのではないんです(共著)。共著メンバーは僕が選びました。その面子と記事の内容を考えただけでもワクワクしますよー!!ほんとに。

まあ、現段階では、あまり言えないことが多いですが、とにかくお楽しみに!!